02 August

上蓬莱橋

福島市南部の市道金沢立子山線の阿武隈川に架かる橋。
1981年5月に完成した。
川面から約60mの高所にあり、眼下に阿武隈峡の渓谷美を見ることができる。
秋には紅葉が美しく、福島市内の学校の遠足の名所にもなっている。

昔は、この橋の真下にある国指定史跡の鮎滝渡船場跡から阿武隈川を渡るルートだったが、上流に逢隈橋が開通したことにより1875年に渡船場が廃止。
以後、当橋が開通するまで100年以上に渡り当地を渡河することはできなかった。

近くには村上薬師堂と蓬莱岩という岩がある。

村上薬師堂縁起


南北朝時代(1340年頃)後醍醐天皇の皇子静尊法親王が、都の戦乱をさけて、北畠親房の弟源浄上人とともに霊山に向かう途中で亡くなられた。
上人は、土地の人を頼んで遺骸を蓬莱岩の東岸に埋葬し、そこに、草庵を結び親王の冥福を祈った。
この旨が、北畠氏を通じて吉野朝に伝えられ、後村上天皇の命を受け、薬師如来を祀った御堂を建てた。後に、源淨上人は薬師堂の法燈を継ぎ、後村上天皇の尊号をいただいて村上薬師寺と称された。(薬師寺に伝わる古文書による)
現在の御堂は、平成2年に新築再建された。旧御堂があったのは、蓬莱岩に下がっていく途中の少し平らな場所で、そこが親王の墓所といわれている。

上蓬莱橋で起きる心霊現象

福島県内で有名な自殺スポット。
自○が多発しているため現在では自○防止用の柵が取り付けられている。
自○以外にも三十代の男がこの橋に停めた車中で女性を刺し、自分は飛び降りて自殺する事件や、孫が自宅で亡くなっていて祖母が上蓬莱橋の下で発見されたというもあった。
自殺者の霊が現れるのか、心霊的な噂は後を尽きない。

橋の下から泣き声が聞こえてくる、夜に橋の上に立っていると足音が聞こえてくる、寒気と視線を感じる、主神を撮るとオーブが映る、飛び降りる霊が現れる、夜に歩いて橋を渡りきると服に血がついているなどの話がある。